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「Lenovo Yoga S740」、2020年代を創るクリエイターに必要なツールを検証する

コントリビューター照沼健太
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Sponsored by レノボ・ジャパン

クリエイターは、いつもハイスペックなノートPCを求めている。

映像の撮影から編集、音楽制作など、現代はスマホやタブレット一台でさまざまなクリエイションが行える時代。

考えるより先に、まず行動」。例え荒削りな作品だとしても、そこに輝くものがあれば、ネットを通じて世界中からリアクションを得ることだって不可能ではない。2020年、そんなスピーディーかつエキサイティングな環境が私たちを取り囲んでいる。

しかし、その一方で、プロクリエイターとして安定したパフォーマンスを出すためには、それ相応の“道具” が必要になってくるのもまた現実である。カメラなどの撮影機器や、音響機器、楽器など、あらゆる分野にハイスペック機がラインナップされているのは、そのためにほかならない。

それは普段使いできるPCにおいても同様だ。スマホやタブレットで多くのことができるようになった一方、いまだにプロは携帯性があり、様々なニーズに対応するハイスペックなノートPCを求めている。

今最も注目すべきクリエイティブチーム「CreativeDrugStore」の映像作家として、盟友であるBIMやTHE OTOGIBANASHI’Sをはじめ、PUNPEE、SIRUP、kZmなど、数々のアーティストのMV(ミュージックビデオ)を手がけるHeiyuuもそのひとり。

高校時代からの友人のMVを撮影することからキャリアを始めた彼は、そのままプロの道へ。そこで必要になったのが、プロの世界に対応するハイスペックな機材やPCだと言う。ストリートからその活躍の場を広げ、映像制作の最前線で活躍するHeiyuuは、クリエイターの強力な味方になりえるレノボのノートPC<Yoga S740>を、どう見るのか。

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友だちを撮影することから始めたヒップホップのMV制作。YouTubeが勉強の場に

──そもそもHeiyuuさんが映像クリエイターになった経緯とは?

自分はもともと、映像クリエイターを目指していたわけではないんですよ。高校時代、当時から仲良かったBIMがYouTubeにビデオをアップしたらそれがいい感じに世間に広まって、そのタイミングで周りの友だちで「一緒になんかやろう」という話になったんです。そこでBIMに「Heiyuuはビデオ撮影とかやってみれば」と言われて、仲間がラップしているのを撮り始めたというのがスタートです。

──未経験で映像を作り始めるにあたって、どんなことから始めましたか?

Heiyuu:当時は、本当に右も左もわからない状態だったので、「とりあえず映像として残ればいいでしょ」と思い、友達の母親が使っていたカメラを借りて撮り始めました。撮ってはみたんですけど、自分がこれまで観ていた好きなアーティストの作品とはクオリティーが天と地ほど違っていましたね。とにかく“素人が撮りました”っていう感じで(笑)。

──まぁ、そうなりますよね(笑)。

Heiyuu:そこで、「勉強しないといけない」と思って、とにかくMVや映画を観て参考にしたり、クラブイベントとかに遊びに行って撮って編集したりしながら学んでいったという感じですね。

──MVはどんな作品を観ていましたか?

Heiyuu:昔のヒップホップ系のMVが多かったですね。海外のものを中心に観ながらも、それを日本で撮るにはどうすればいいのかという部分は、日本人アーティストのMVで学びました。それで、「これは誰が撮っているんだろう?」と気になったら、その監督を調べて他の作品をもっと深く観ていくという感じですね。

──ラッパーやトラックメーカーが音源をディグしていくような感じで…。

Heiyuu:まさに映像をディグしていました(笑)。だから、本当にYouTubeが勉強の場だったと思います。

──Heiyuuさんがこれまで手がけたMVは、明確なストーリーがあってギミックが効いた作品が多い印象があります。

Heiyuu:そうですね。スパイク・ジョーンズ監督が手がけたビースティ・ボーイズのMVや、日本だったらタケイグッドマンさん(BIM「Be」 feat. Boseで共同監督を経験)たちの手法が好きだったので、まずはそういうのをやりたいなと思ったんです。

──スパイク・ジョーンズも、初期はラフでローファイな感じのスケートビデオを撮ったりしていたのが、だんだん映画を撮るようになって洗練されていったっていうのもあって、Heiyuuさんもそういう流れが似ているなと感じました。

僕も個人的な趣味としてはラフなものが好きなので、身内の映像制作の時はラフなものもありますよ。ただ、依頼された案件に関しては、きっちり準備してやらないとクライアントを困らせてしまうので。結構ビビリなんですよ、撮影前とかプレッシャーで心がヤラれてしまうタイプです(笑)。

──映像編集ソフトはどのように学びましたか?

Heiyuu:最初は直感的にできるソフトを使っていたので触りながら覚えたんですけど、もっと複雑なことがしたくなってAdobeの「Premiere Pro」と「After Effects」に移行しました。それも、使い方はYouTubeで勉強したりしました。

──Heiyuuさんの主な制作プロセスを教えていただけますか?

Heiyuu:MVの場合は、最初に曲を聴いてからアーティストとミーティングして、全体の雰囲気を決めていきます。大体一番最初に浮かんできた案は、誰でも想像できてしまうものな気がしていて、色々ひねったり、他の捉え方などを模索したりしながらブラッシュアップしていき、企画書を制作します。その後、アーティストとミーティングして、企画全体の雰囲気などを相談していきます。そこからまた何回か話し合いをして、撮影に臨むっていう感じですね。

その後、撮影した素材を編集して、出来上がったMVをアーティストに確認してもらいながらまた打ち合わせ。修正点や調整を含めた最終編集をして、納品します。

──なるほど。アーティスト本人との意見交換をとても大事にされているんですね。

Heiyuu:そうですね。MVにとって一番大事なのはもちろんアーティストなので。自分の意見も入れつつも、できる限りアーティストのスタイルに寄り添うスタンスで制作しています。

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プロとして仕事する上で必要になったのは、コミュニケーション力とPCスペック

──当初はDIYで映像作品を作っていたHeiyuuさんですが、プロとして仕事をするにあたり“壁”にぶつかったことなんかはありませんでしたか?

Heiyuu:ありましたね。昔は台本さえ作らずに“その場のノリ”で撮っていくことが多かったんです。だけど大きな企業からも発注を受けるようになって、「それじゃダメだ」ということに気付きました。もちろん、制作会社に入って映像をやっていたら、そんなのはそもそもあり得ないと思うんですけど、自分はずっと個人でやっていたので、そうした部分がよくわかっていなかったんです。

──友だち同士だと共通言語みたいなものがあるので、段取りしなくても通じたりしますもんね。初期の作品は撮影から編集まですべて手がけられていましたが、近作である Awich の「Gangsta」などでは監督に専念し、撮影は他の方が担当されていますね。

Heiyuu:はい。自分としてはできる限り内容に集中したい気持ちが強いので、チームを作って撮影できる場合は、信頼できるカメラマンさんにお願いしてます。カメラマンさんや 照明さんが入ってくれると、自分一人では撮れない絵もあるし、自分の想像外のものが出来上がる瞬間もあって、そういった面でも色々な方々と取り掛かることは良いことだなと思っています。

YENTOWN/YouTube

──自分でカメラマンも兼任する場合、現在はどんなカメラを使っていますか?

Heiyuu:基本的に軽い機材で身の回りを固めたいと考えているので、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使っています。

──撮影はRAW(非圧縮のファイル形式)ですか?

Heiyuu:最初はRAWで撮っていたんですけど、編集時に重すぎたり、バックアップに困ってしまったりした経験があるので、現在は「Apple ProRes」で撮影しています。自分の現場では撮影量が多く3カメラで撮影したりするので、タイムラインが100くらいいくときもあるんですよ。

──そんなにたくさん撮るんですね。

Heiyuu:MVでとにかく大切にしているのは、アーティストがカッコ悪く映らないようにすること。ライトの当て方ひとつとっても、写りはだいぶ変わりますし、できる限りパターンを撮っておきたいんです。アーティストからしたら大変だと思うので、もう少し一本一本に集中して減らせるようにしないといけないですね。

──となると当然、撮影量も多くなりますね。

Heiyuu:それくらい撮ると、4Kのままだと編集ソフトがまともに動かないので、最初にプロキシ(映像編集時の負荷を抑えるため一時的に使う低解像度データ)を作ってから編集するんですけど、それでもちゃんと動かない場合はいくつかの動画を非表示にしたりしながら編集しています。

──4K納品前提で作っているのでしょうか?

Heiyuu:MVの場合、最終納品時はHDなんですけど、撮るときは4Kです。トリミングしても画面が崩れないので、予備で全部4Kにしておくという感じですね。

──やはりマシンスペックは必要になってきますよね。

Heiyuu:そうですね。家ではデスクトップPCで作業しているんですけど、実際にアーティストさんも一緒に映像を見てもらいながら打ち合わせして、その場で修正することもあるので、そういうときはノートPCでやってます。でも、本当に大変なときはデスクトップとモニターを持って行ったこともありましたね。

──巨大なデスクトップPCをモバイルする、と(笑)。

Heiyuu:そうなんですよ(笑)。だから「普段使いできるノートPCでハイスペックなものがあれば」といつも思っていたんです。

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映像クリエイターがノートPCに求めるのは、性能と携帯性の両立

──今回、プレミアムノートPC<Yoga S740>を触っていただいたのですが、ファーストインプレッションはいかがでしたか?

Heiyuu:第一印象として「見た目が好き」と思いました。薄くて、シンプルにブラック系でまとめたきれいな仕上げがいいですね。

──最近のトレンドとして、ハイスペックなノートPCを求めてゲーミングPCを使うクリエイターもいますが、ゲーミングPCは派手なデザインが多いですもんね。

Heiyuu:そういうのが逆に良いかなと感じるときもあるんですけど、自分の場合は飽きちゃいそうだなと思って(笑)。

──「Premiere」を使って動画編集してみて、いかがでしたか?

Heiyuu:すごくいい感じでしたね。経験上、ノートPCだとプロキシを作っても止まってしまうことが多いんですけど、そうしたことは起こらなかったので感覚で性能が良いPCだなということは体感できました。

あと、プロキシの書き出しやデータの書き出し最中に、自分が普段使っている PCだと動きが重くなってしまって他の作業になかなか取りかかれないのですが、<Yoga S740>だと、書き出し途中で他の作業をしてもスムーズに動いてくれた点がとても良かったです。いつもなら、別のPCでわざわざ作業することも多々あります。グラフィックボードの性能が良いからなんですかね?

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CPUはインテル Core i7-9750H プロセッサー(2.60GHz 12MB)を、グラフィックボードはPCゲームにも対応できる「GeForce GTX1650グラフィックス・NVIDIA Turing」を搭載。

Heiyuu:やっぱり「Premiere」のタイムラインがスムーズに動かないとストレスなので、サクサク動くのはうれしいですね。アーティストさんにMVを確認してもらうときに止まってしまうと困りますし、軽快に動かないと、負荷で動画がおかしな動きをしているのか、実データでもおかしくなっているのか分からないですから。

──動画を書き出してから「おかしな動きをしていた」ということもありますよね。

Heiyuu:書き出しを待ってからミスに気づくのは一番避けたいですね。納品までタイトなスケジュールのときは、書き出しミスはかなり時間のロスになってしまうので。

──通常のノートPCでは、バッテリーや排熱の問題からノート用の低消費電力CPUを積んでいることがほとんどなのですが、この<Yoga S740>ではゲーミングPCに使われている性能重視のCPUを搭載しているそうです。

Heiyuu:そうなんですね。その流れで言うと、このPCは排熱に工夫があるのですごくありがたいですね。自分の場合、どんなノートPCを使っても気になるのがまさに排熱問題なんですよ。4K動画を編集していると、PCのファンが「うるさい!」って思うくらい、ものすごく鳴るんです(苦笑)。いつもそれに困るので、ファンの動きを調節するソフトを入れてるんですけど、PC内部の温度をモニタリングすると、100度を超えていたりして驚きますよ。

──4K動画編集は高負荷がかかるので、CPUやGPU等が発熱しますもんね。

Heiyuu:でも気づいたんですが、この<Yoga S740>は底面にゴムの台がついていて、通気口の空間を広げているのがすごく頼もしいですね。普段使っているノートPCにはこういう機構がないので、いつも底面に物を置いて無理やり隙間を作って排熱させるようにしてるんです(笑)。

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<Yoga S740>はデュアルファンを搭載。底面で冷たい空気を吸気し、キーボードと画面の間の溝から排熱している。Heiyuuさんが指摘したゴム台はそれらの吸気と排気が混ざらないように機能する。

──映像クリエイターとして、このディスプレイはいかがですか?

Heiyuu:きちんと色が出ていて “これは使える” と思いました。普段、アーティストさんとの打ち合わせなど、いろんな場所にノートPCを持っていって、そこにある外部ディスプレイにつないで映像を確認してもらうんですけど、ディスプレイごとに発色が違うのがすごく気になっていたんです。 “色がちゃんと出ているノートPC”でそのまま確認してもらうのがいいなと思っていたので、そういった用途にもすごく使えるなと感じました。

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Dolby Vision™、HDRに対応した、sRGB色域を100%カバーする15.6型フルHDディスプレイ搭載。16:9で縁の狭い4辺ナローベゼルのため映像への没入感も高く、色再現性に優れているため映像クリエイターにも最適。

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ウェブカメラに搭載された、物理的に遮断できるプライバシーシャッターや、指紋認証機能により、持ち運び時のセキュリティも安心。Dolby Atmos®対応のステレオスピーカーで、鮮やかなサウンドも体験できる。

──そして、USB3のType-A端子を搭載していることもクリエイターにはうれしいポイントではないかと思いました。

Heiyuu:そう! これがないと結構困るんですよ。まだまだType-Cに対応していないカメラとかストレージもあるので、変換ケーブルを咬ませなくていいのは本当に助かります。

──最後に、HeiyuuさんがノートPCに求めるものを教えていただけますか?

Heiyuu:カメラと同じで、基本的にはやっぱり軽いのが大前提ですね。ノートPCってミーティングの時など毎日持ち歩くものですから、薄さも欲しい。それと外で編集作業をすることもあるので、バッテリーにも気を遣いたいです。今使っているノートPCは重い編集をすると30分くらいでバッテリーが切れちゃうので、絶対に電源が使える場所を選んで作業しています。その点、この<Yoga S740>はハイスペックで2kg切っていますし、バッテリーもすごく持つので、かなり好印象ですね。

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薄さは約17.7mm(最薄部)。スタイリッシュかつシンプルなデザインを追求した、アルミユニボディの筐体が美しい。バッテリー駆動時間は約15.6時間。「Premire」などを起動させても、打ち合わせの途中でバッテリーが切れるような心配は無用。

「Lenovo Yoga S740」は、クリエイターに味方するハイスペックなノートPC

クリエイターにとって、PCスペックはいまだに重要課題。

技術の進歩により、間違いなく平均的なPCスペックは向上した。「もはやPCのスペックは大した問題ではない」と言われることも少なくないが、それはあくまでウェブブラウジングや動画の閲覧、通常のドキュメントワークの場合である。4K動画や3DCGを扱う映像クリエイター、アプリ開発者などにとって、スペックは作業効率を上げるための魔法そのものなのだ。

クリエイターにとって憧れのハイスペックを、いつでもどこでも持ち運べたとしたら?

そんな理想を具現化してくれるのが、ハイスペックなノートPCという製品ジャンルである。

この<Yoga S740>は、インテルの高性能CPUとNVIDIA製高速グラフィックボードを、最薄部約17.7mm/重さ約1.93kgというコンパクトボディに凝縮した、ハイパフォーマンスなノートPC。

クリエイティビティに対する制限を取り払うための“道具”として、きっとクリエイターの強い味方になってくれるはずだ。

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Photo: 照沼健太