Vestax、ESPの創始者。日本発の音楽を支えた椎野秀聰作の楽器博覧会
NEW INDUSTRY日本の音楽史に、1人の男がいる。椎野秀聰。彼はDJ機材で世界を湧かせたVestaxの創始者であり、ギターメーカー・ESPの創始者でもある。またESPはESPミュージカルアカデミー、ESPエンタテインメントという専門学校を傘下に持つ。音を作る楽器も、音楽を作るアーティストも育ててきた人物だ。
日本楽器製造(現ヤマハ)を経て、手がけてきたブランドはグレコ、モーリス、ディ・アンジェリコ、HSアンダーソンなど多岐にわたる。DJのみならず、ギターキッズからも信頼が厚いサウンド・デザイナー。その椎野が2016年8月28日(日)、渋谷のRed Bull Space Tokyoで自ら創り上げてきた楽器・ミキサー・ターンテーブルの代表作を展示する。
ラインナップ
〈Guitar関連〉Unreleased 3D printed Guitar(2016)
HS anderson Mad Cat(1973) / BB-1(1973)
ESP Torrocco SGビーナスライン(1974)
D'angelico生誕100周年記念モデル(1999)
BOSS AXE エリザベス3世(1983)
ハウザー ソリッドクラシック(2014)
VESTAX GV-Ⅱ(1986)
パブロ アコースティックギター(1980)
Unreleased Tabletop Guitar Amp(2015)
AKAIカスタム(1994)
真空管ベースアンプ(1997)
Shiino&Son プリアンプ/マイクロフォン(2015)
アーチトップアコースティクギター(2014)
〈DJ Mixer/Turntable〉Hou-Ou(世界初公開!!)
PMC-05 Pro Ⅳ
R2ロータリーミキサー
QFOターンテーブル
Handy trax
時代を作ったPMCシリーズのミキサー、DJギアーなどを多数展示。
アクティブオーディオAA88
世界のアワードを取りまくった当時の機器多数展示。
会場にはハンズオンコーナーも用意されるという。移り変わってきた音楽シーンを支え続けてきた名機の数々を見渡せるのは、この機会しかないかもしれない。
先着100名、前売りチケット制ゆえに、興味がある人は急いだほうがいい。目的と価値消失
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