ブルックリンのレコード屋「Rough Trade NYC」にSonos部屋、Airbnbで泊まれちゃう
DIGITAL CULTURE音楽を制する者は空間を制する。
音楽ストリーミングサービスやダウンロード販売が世界を席巻し、CDセールスはピーク時と比べて激減した。その影響で世界中で、特にSpotifyやApple Musicといったサービスが拠点を構えるアメリカでは、CDストアは軒並み閉鎖してしまった。そんな中、ニューヨーク、ブルックリンに総面積1400平方メートルの巨大レコード屋をオープンさせたのがロンドン発祥の老舗「Rough Trade」である。

一度は過去のメディアとなっていたアナログ・レコードだが、音楽ストリーミングサービスの勃興と呼応するかのように、人気を取り戻してきているのである。Rough Tradeの共同オーナーであるステファン・ゴッドフロイ(Stephen Godfroy)はSonosのブログ・インタビューでその理由をこう分析している。
今やコーヒー二杯分の値段で、天文学的な数の音楽を抱えるジュークボックスをストリーミングすることが可能になった。そのためデジタル・ネイティブ世代を始めとして音楽ファンたちはますます、複数のフォーマットで音楽を楽しむ経済的余裕ができたんだ。両方の世界の一番良いところを楽しむことができているんだ。
そんなブルックリンのRough Trade NYCの一角には音響ブランドである「Sonos」のシステムを使って作られた試聴ルームがある。音楽を聴くために作られたこの部屋でお気に入りのレコードを楽しむことができるのだ。音楽好きのための特別なスペースを更にプロモートするためにRough Trade NYCが行ったキャンペーンが、なんとAirbnbで試聴スペースを宿泊先として出してしまうものだった。

Airbnbとのコレボレーション企画として行われたこのキャンペーン、見事宿泊の権利を勝ち取った人は午前2時まで、友人たちを呼んでパーティをすることができるという。
宿泊料は無料、しかし「Sonos試聴ルームでのあなたの理想の一晩の過ごし方は?」というテーマでエッセイを書き、提出しなければいけない。審査員たちを「良い意味で驚かせ」「音楽への深い情熱を感じさせる」エッセイを書いた人が勝者となる。
コンテストは9月26日に受付を終了している。10月7日以降に入賞者が発表されるということだが、レコード屋でレコード・パーティを、しかもSonosの音響システムで開催できるなんて音楽好きにはかなり魅力的である。入賞者のエッセイにも期待したい。
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