矩形波の母の姿を見よう。Red Bull Music Academyが3D CGで解説するモジュラーシンセ
DIGITAL CULTURE見えないところが見てみたい。男子ならばこの考えにうなずくはず。ほら、子供の頃、ドライバー片手に家電などを分解した経験って、ないかい?
ターンテーブルよ、永遠に。Red Bull Music Academyの360°動画で見る、レコード再生機の魅力でもお伝えしたが、Red Bull Music Academyは現在、音楽文化を紡いできたアイテムの3D CGコンテンツを展開中だ。
新たに追加されたのはDoepfer A-100。現在のアナログモジュラーシンセムーブメントを作った名機だ。

自分の作りたい音に合わせて必要なモジュールを使っていくモジュラーシンセ。単体のサイン波、三角波、矩形波、鋸歯波だけではなく、複数の波形を組み合わせていくことで、複雑ながら浸透力のあるアナログシンセサウンドに仕立てていく。そのために複数のモジュールをパッチケーブルで結び、音を重ねていく。

モジュールには音程を作るVCO、音色をまとめるVCF、音量を決めるVCAのほかに、ビブラートをつけるLFO、アタック・リリース時の音の動きをコントロールするADSR(EG)、すべての音を混ぜ合わせるMIXER、他の機器と接続するためのMIDI Interfaceなど、多くの種類のモジュールがある。

ノイズジェネレーターで生まれた音、VCOが作った音、VCOに倍音を加えた音をVCF、VCA、ADSRに通す。言葉で並べると何がなんだかわからないかもしれないが、マウスや画面をタップして全方位からDoepfer A-100を見ていけば、どのように音を組み合わせているのかの理解が深まるだろう。

本体内部の構造まで透かして見ることができる。今時のモジュールの基板は集積化が進んでいるのだな...と思いながら見続けてしまう資料的価値の高い1ページ。だからこそパッチケーブルを自分で動かして音を確かめられるコンテンツだったら...と贅沢な願いを抱いてしまう。
そしてRed Bull Music Academyは、次にどんなミュージックガジェットをピックアップしてくれるのだろうか。今から楽しみでならない。
目的と価値消失
#カルチャーはお金システムの奴隷か?
日本人が知らないカルチャー経済革命を起こすプロフェッショナルたち